クラブや音楽イベントなどで曲をかけているDJは 一般的に『クラブDJ』と呼ばれるDJで、 自分がかける曲によって、場の盛り上がりが 左右されるので音楽センスが欠かせません。
センスを磨く方法は色々ありますが、 よりたくさんの曲を聴いて知識を身につけたり、 いろんなクラブやイベントに参加して “現場を体感”することが大切で、 『クラブDJ』には客層やクラブ、 イベントの雰囲気に合った選曲が 求められます。
バンドの後ろにいるDJは、 『バックDJ』と呼ばれるDJで、 単に曲をかける役割だけではなく、 レコードを擦る“スクラッチ”などを行ないます。
CDの時とはまた違う、ライブならではの アレンジでお客さんを盛り上げたりします。
女性を中心に人気の 「ナイトプール」という、 高級ホテルなどで開催される 夜に楽しむプールイベントや、 ランニングブームやヨガブームなどで スポーツイベントなどが増え、 DJが曲をかけてその場を演出したり 盛り上げることが多くなりました。
イベントDJの場合、 イベントの内容や主催者の意向で 選曲を考えることが多く、 クラブDJ同様に、その場の 雰囲気に合った選曲が求められます。
クラブやイベントでDJとして 曲をかける活動とは別に、 自宅やスタジオで曲を作る 『トラックメイカー』と呼ばれる人もいます。
別名、「ビートメイカー」「プロデューサー」 とも呼ばれ、大きいレコード会社から 自分の作った曲をリリースしてもらったり、 有名なDJに自分の曲をプレイしてもらったりします。
また、自分で作った曲をクラブやイベントで 大音量で自分でプレイできるのも トラックメイカーとしての魅力です。